ビバリブ

 10月8日(土)@早稲田奉仕園
 ビバリブの上映会+ティーパーティーに行って来ました。上映されたのは、
■『30年のシスターフッド 70年代ウーマンリブの女たち』■
 (制作/ 山上千恵子・瀬山紀子/57分/2004)

■ドテカボ一座の「ミューズカル『女の解放』1975」記録ビデオ■
です。
 実は、「30年のシスターフッド」のビデオを観るのは2回目です。ppp(http://blog3.fc2.com/ppp/)の研究会で見せていただいたのが1回目。前回とはまったく感想が異なりました。1回目のときには、日本のリブについてまだまだ勉強が足りなかったとき。いろいろ言いながら、上の世代が何をおこなってきたのか、自分たちの方から知ろうとしていなかったとき。上の世代からの「リブ」を「伝えられていない」というひねくれた思いが、支配的だったとき。韓国でのWW05を経て、私たち世代(団塊ジュニアよりちょっと下)にも「リブ」はしっかり伝わっていることを確認しましたよ。手を伸ばせば、そこいら中にリブは転がっていた。フェミ的なものはたくさんあるんですわ。
 今回のビデオ上映会には、ドテカボの当事者たちがたくさん来場していました。あのときの熱気が時を経てそのまま再現されたみたいでした。踊るし、しゃべるし、飲むし、すごく元気がいい。pppも30年後、こうなるのかな、とふと思ったり。
 そして、70年代「ミューズカル」(決して「ミュージカル」ではない)主催者の一人である田中美津さんを生で初めて見ました。いやぁ、天才ですな。見せ場を心得ている天才です。場を構成する天才ですよ。すっかり虜です。笑いを通して人に何かを伝える。30年経った今でも、ミューズカルのときそのままに、一瞬にして場をもっていってました。
 やるには少々イタ過ぎて、少し離れたテーマで「ジェンダー研究」を続けているけれども、当事者として関わってみてもいいのかもしれない、と帰りの電車の中で思った次第。それこそ30年前、ウンドウの当事者であった母を連れて行けば良かった、と心から思ったり。次の機会には是非。
 
 

いのちの女たちへ―とり乱しウーマン・リブ論

いのちの女たちへ―とり乱しウーマン・リブ論


  • 追記<演目>

お話のおねえさん ヒンデレラ
おならのアベック
汽車ポッポ
人形劇 あんぐり
オニババ
コインロッカー
ゲ・ゲ・ゲ・ 羊水チェック
エコノミックアニマル
パワフルウィメンズ ブルース
もしも男に子宮があったら
お宮・寛一
キンタマなんてこわくない
オナラがまん反対
フィナーレ