近代家族の成立と終焉
- 作者: 上野千鶴子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1994/03/25
- メディア: 単行本
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***以下、携帯から新たに書き足したら字数オーバーで書いていたメモが消えてしまった。書評を書いた日は、携帯からは書き足さないことを心に誓う。***
気に入ったところをば:
- ホブズボーム『伝統の発明』(Hobsbaum & Ranger, 1983, ホブズボウム&レンジャー、1992)「家」は近代の発明だった。p69
- 「レッセ・フェール」の自由市場の中で「自由な行為者」として「主体化」することは、そのゲームのルールを内面化することに他ならなかった。これこそフーコーのいう「主体化」にして「臣従化」としての近代的「主体subject」の形成・・・(p89)
- 「主婦」という言葉は、語源的には、ヨーロッパ語でも日本語でも「家の女あるじ」を意味していた 。「主