ケースメソッド使いました

本日は、某大学で学部の授業。4回シリーズで、ジェンダーと開発を担当します。
今日のテーマは、無謀にも「ジェンダーって何?」。まぁ、やれ、と言われたんですがね。
正直、ジェンダーと開発やインドネシアの家族計画を語るより、はるかに難しい、ジェンダーとは何か。多分、学説をとうとうと述べたって1回で伝えるのはもちろん無理無理。やはり、メッセージは一つに絞りました。ジェンダーが身近な問題であるということ。学術的な定義はそこそこに、3月にうちのプロジェクトで出来たばかりのケースメソッド教本を使いましたよ。ケースメソッドは、ロールプレイによって問題に感情移入しやすいから、文脈の理解も早いし、その理解の質が高いと思う。壇上に立って講義するよりも相対的に短い時間でメッセージが伝わる。いい教材だと思う。

学生さんたちの反応はどうだったかというと、色々な人が発言してくれた上に、グループ討論の時間に色々話あってくれていたことに充実感。初回だったんで、用意に手間取り若干時間が足りないところが残念だったけれど、ゼミ生のfちゃんが視察がてら来てくれたんで、こっちもリラックスして出来ました。ありがとう。

フィールドワークとは何たるか。

主に小手先の技術について、話をしてきました。先生の海外出張により、昨年に引き続き、学部生の授業で。
スラウェシやジャカルタでのフィールドワークでの困難について、これからフィールドワークをおこなう人たちに具体的に、ノートの付け方、日記の重要性などなど、本当に初歩的なことを。初めて自分がフィールドワークに行った数年前を思い出しつつ。
昨年は、ラポールの形成だの調査者の代表性や政治性など、メッセージを盛り込みすぎて、聞いている方はつらかったんじゃないかとハンセイしたものですから、今回はメッセージは一つに絞りました。

学生さんたちに取り組んでいるテーマを聞いてみると、斬新なものがたくさん!秋葉原のヲタとファンの違いだとか、学生運動のビラを印刷した人の運動観だとか。毎日のちょっとした疑問をうまくテーマに取り入れていますよね。

NGOとフェミニズム

NGOの雑誌に標記のテーマで書きました。
内容は、インドネシアのポストスハルト後のフェミニズムNGOの動きと、それに対する市民社会の反応について。イスラームフェミニズムについてかけなかったのが心残りですが、書き直しの際に良いアドバイスをいただきまとめることができました。出版されたら報告します。

原稿とひろみさんの法則

原稿執筆のお供は、やっぱりひろみさん。
スパイラル
夜明けに書きながら2曲目のopen door聞くと泣きたくなりません?多分、曲の感動含めた色んな涙やけど。ばかー、もっと早く書けばよかったのに〜、とかwww
そして1曲目のspiralと4曲目のReverseのときには恐ろしく筆が進む。